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おととい飲みにいった
久しぶりにさ
うちの親父とお袋と
三人で
居酒屋に行って
「バカだねぇ、すぐ死ぬぞ」って
お袋に言われながら
煙草を吸ってた
未だに親の前で
吸うとなんか緊張しちゃうねw
いつもはさ
「いってきます」とか
「ただいま」くらいしか
言葉交わさないんだよ
俺らって
一緒に食卓を囲むことも
最近じゃ少なくなったしさ
「いただきます」っていって
「おいしい!!」って
お袋の前で無性にいいたくなるんだよな
親父とたまには
俺の小さかった頃の話とかしたいんだよ
なんだか
その日の酒はさ
ちょっぴり
俺らの気持ちをおおらかにしてくれて
口がよく動いたんだ
オレがバカやってたとき
お袋が口じゃくそやろうとか
言ってたけど自分の事信じててくれたこととか
親父に反抗したときの
親父感じたこととかさ
木更津キャッツアイでいうと
ドラマの中盤である
「○回の裏」みたいに
実はこう思ってたみたいな事が聞けて
すげぇうれしかった
話は順を追って
親父たちの出会いまでさかのぼったんだ
今やってる映画の
「メトロに乗って」みたいに
自分の両親の時代に戻った気がしてさ
煙草の煙のせいにして
ちょっとないてた
ってか
こっぱずかしかったw
今じゃ家でお袋は親父に向かって
「邪魔だ!」とか「どけ!」とか
いってるのにさ
まだ二人が付き合い始めたときって
うちの親父金ないからさ
映画館に二人で行ったとき
オニギリ握っていったんだって
でもさ
そのオニギリには塩も海苔も
もちろん具も何もはっいてなかったんだって
いわゆるただの
「米のかたまり」w
でもさ
お袋がさ
親父に気を遣ってさ
「うん、、おいしいよ」って
笑顔で言ってるシーンを思い浮かべるとさ
なんか
本当にこっちが恥ずかしくなってきちゃって
おやじばかだなぁって
おふくろもばかだなぁって
でも
親父とお袋が
オレの
親父とお袋じゃなきゃ絶対嫌だなって
思った
人として
すげぇいいやつなんだ
って思う
親父のその間抜け加減も
(料理下手で生涯初めて作った料理が
そのオニギリ、だから塩とかつけることを知らなかった)
お袋の優しい笑顔も
全て
が
なんか
「愛」につながってんだなって
男女の愛とかじゃなくて
慈しみたい愛というか
いとふ愛というか
うまくいえないんだけど
愛らしい愛なんだよ
それらはきっと俺の中でもいつか育って
一番好きな人とはぐぐめたらいいなって
思う
愛のリレーみたいなのが
おばあちゃんのおばあちゃんの
おばあちゃんの。。。
ずーと前から続いてるかと思うと
すげぇよな
聖火の比じゃないよ
昔からつながり来る愛の力
はにかんだ親父とお袋の
笑顔の奥に見えた
愛を垣間見えて
ちょっと
誇らしい気分になったんだ


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