poor poor
今日仕事しながらくだらないことを考えていた
もし
完璧な撥水加工をしてある
雑巾とか売れないだろうな~ってw
乾拭き専用みたいなw
あーくだらねぇw
今日の
お客様
初めての方で
マリンスポーツで
スキューバダイビングを
やってる人なんですけれども
もう
三時間は
その話をしましたよw
お盆のせいで
お金がなくなったのか
今日の客足は
遠かったので
その分たっぷりと
一人一人のお客様と
触れ合えました
そう
それで
いろいろ
聞いたんですよ!
その方は
明日(もう今日か)
パラオにいって
もぐってくるんだって!
すごいよね☆
俺もやらせてください!
って言ったら
是非、やりましょうだってさ
ワーイワーイ
カナヅチだけどワーイw
はい
夢見る少女じゃいられない
年頃になってきたわけですがw
今日は中篇
どーぞ
暗い書斎を
自分の机の前まで向かった
机の上にある
ボストンバッグの
口をあけ
中身を覗き見た
キラリと光る
長包丁
手入れは行き届いており
たいていのものなら
スパッと切り落とせそうだ
そう
「大抵のもの」なら
俺は
それのほかに
サングラス
帽子
体型がわかりにくいコートが
ボストンバッグに
しまわれていることを確認して
下へ降りた
次男が
やっと食事をし始めたところだった
「親父、そういや来週母さんの命日だな」
次男は
所在なさげにふとつぶやいた
俺は
末っ子の食事の後片付けをしながら
命日のことをわかっているが
言われて今思い出したように
「、、、そうだな」と言った
末っ子は
トイレで朝のお通じと
対決中だ
食器を
乱雑に
流し台の中の
水の張ったタライに
投げ入れた
汚れが浮いてくるのがわかる
ご飯粒や納豆は
水につけとかないと
洗うときに
面倒くさいからな
と
主婦みたいなことを
自分の中だけでつぶやいた
次男は
適当に食事をすませ
自室に戻って
準備を始めた
次男の食器も
流し台に投げ入れ
食卓をきれいにして
俺は
セピア色になった
彼女に会いに行った
写真の前で
合掌して
写真の中の彼女と
目を合わせた
「俺今日なんの意味も無いことをする
それは俺や俺たちの子供までも巻き込むことだ
君を忘れたわけじゃない
でも、こうしないと俺自身が
壊れそうなんだ
許してくれ、また会えるよな」
彼女は笑って
俺を見据えていた
末っ子が
準備を終え
玄関で叫んでいる
「おとーしゃーん、いこーー」
俺は彼女と見つめ合っていたが
後ろから
「おやじもう時間だろ、遅刻するぜ」
次男は
髪の毛をツンツンと立たせ
だぼだぼのズボンを
腰履きして
玄関の方へ向かっていった
俺は
薄っぺらのカバンを肩に書け
サッとネクタイを結んで
玄関へ行った
どうせ
このカバンには
何も入っていないのに
体裁を保つためだ
「さぁ、行こうか」
次男とは途中で別れ
俺は末っ子を
幼稚園にまで送っていった
「あー夏樹くん!おはよーございます!」
と幼稚園の先生が元気のいい声で挨拶をしてきた
「せんしぇー!おはよーございますゅ!」
末っ子は
元気一杯で答えた
手をつないでいた俺の手を
末っ子は振りほどいて
先生の方へかけていった
俺は軽く目で
先生に会釈をして幼稚園に背を向け
歩き始めたときに
後ろから呼び止められた
「千石さん!なんか顔色が悪いですよ
大丈夫ですか?」
俺は
振り向いて
力の無い笑顔を浮かべ
また歩き始めた
本当は
このまま
満員電車に揺られて
会社向かうのだが
俺には
やるべきことがある
一度家に帰って
そのまま
二階へあがった
俺は
携帯の電源を切り
無造作にソファに投げ捨てた
免許証など
身分を証明するものも
投げ捨てた
一服しようと
タバコをくわえると
手の震えが止まらない
チクショウ
もういいだろ
腹は決めてんだ
ふかぶかと
煙を吸い込むと
紫煙の中に
アイツの悲しむ顔が
見えた気がした

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