shogun 5
はいどーも大人の階段駆け上がりすぎて
肝臓が弱り始めてるemuですw
こんばんわ~
日曜劇場「ショーグン」
今回で五話目ということなのですけど
過去のショーグンは
右のアーカイブから
探してくださいw
タイトルは
「shogun No.」になってるので☆
それでは
今週話です♪↓
古びた年代遅れのバイクに跨り
ショーグンはヘルメットをミラーにかけ
ぷかぷかとキャメルを嗜んでいた
そしてその横に
原付のガソリンの残量のチェックをして
満タンなことを確認した
カクミチがメットのアゴ紐を調節していた
「ちょっと食い込み過ぎなのは走ってて痛いしなぁ・・」
独り言を鏡に向かって喋りかけている
そして
「おいーガンモ汚ねぇよ!」
「あーうるせー、だったら乗るな!」
国産車の中でも一番安くて
小さい車の中にガンモ、ミカ、ダイスケが納められていた
中にはガンモが日頃掃除をしていないので
いるのかいらないのか分からないもので散乱していた
三人は出発前に車内の整理をしていた
「ガンモーこれ捨てっぞ」
ダイスケはガンモの返事を待たずに
透明なゴミ袋に放り投げた
「おい!それは、アイツの・・まぁいいや、それ捨ててくれ」
ガンモは思い出を振り切るようにかぶりを振り
ため息を吐きながら、手に持っていた
可愛いヌイグルミをダイスケが握っている
透明なゴミ袋に投げ入れた
「これまだ綺麗だけどいいのか?」
ダイスケは袋の中から
ヌイグルミを取り出して、ガンモに聞いた
「もーいいんだ」
ガンモは振り返ることなくコトバを放った
ダイスケはガンモの背中を見つめたあと
「このヌイグルミ、ミカにあげちゃだめか?」
ガンモは今してる作業を一度止め
再び作業を開始すると
「勝手にしろ」と言った
ダイスケは
そのヌイグルミを車内でシートの拭き掃除をしている
ミカに向かって見えるように振った
ミカは助手席から後方に向かって身を乗り出して
愛らしい笑顔を浮かべた
「かわいー、ガンモさんもらってもいいんですか?」
ミカは礼儀正しかった
ガンモはショーグンたちには見せない
人懐っこい笑顔を浮かべて
「いいよ、ミカちゃんが持ってたほうがあのヌイグルミもアイツも喜ぶよ」
ガンモはそういうとダイスケからヌイグルミを受け取ると
ミカに手渡した
「かわいー、ガンモさんありがとうございます!」
とミカは一礼した
本当に礼儀正しい子だなと
ガンモは感じた
ミカはそのヌイグルミについたホコリを取ろうと
パンパンとはたいたあと
車の天井に置いて干した
日は高く上り
半そでで少し汗ばむ程度だ
三人の掃除を
ショーグン達は手伝おうとしなかった
いわば
手伝うことがなかったからだ
二人はミカに
「お兄ちゃん達は邪魔になりそうだから
待ってなさい」
と言われ、少々落ち込んでいた
「うっし、エンジン好調♪」
ショーグンはバイクのメンテナンスを
一通り確認してキャメルを吸い始めたのだった
カクミチと特に話すこともなく
ただ掃除の行方を
これからのオレらの行方を
ぼんやりと吐き出した煙の中に見ていた
「ミカ、トイレ行きたいのか?」
ダイスケは
おとなしくなったミカに尋ねた
「・・うん」
「オシッコか?まだ我慢できるか?」
ミカは少し脂汗を流していた
「ガンモ急げー!!」
掃除が終わり
車内はすっかり綺麗になった
ダイスケたちが二人乗りしてきた
マウンテンバイクを後ろに折りたたんで積んで
出発した
東名高速に乗るために
一番近いインター
東名川崎ICに向かった
高速を走ってる途中
ダイスケ、カクミチ、ガンモは
あの時のショーグンの言葉を思い出していた
「日本で綺麗な所を見に行こうぜ
いっぱいあるけどさ、かっこいい意味での綺麗
優雅って言う意味での綺麗いっぱいあるだろ?
それらを見尽くしたら、俺らの心の中に
新しい視点が生まれるのかなって思うんだ。
どうだ?いつ帰ってくるかわからないし、
綺麗な場所まで行くのは難しいかもしれない
それでもいくか?」
二つ返事で
ダイスケ、カクミチは返事をした
「オレらも、まだ見てない世界を知りたい」
ショーグンは頷き
「じゃあ、今からいくか?」
ダイスケとカクミチは顔を見合わせたあと
「行くか!」「行きますか!」と
言った
ガンモは始めは渋ったが
いい気分転換になるかもしれない
仕事はどうしよう・・
と戸惑ったが
一切吹っ切れようと思った
仕事なんて変えればいい
今できることをいまやらなくて
一体いつやるの?
そんな声が胸の中で響いた気がした
ガンモはそんなことを思い浮かべ
必死に車を走らせた
早く早く
SAでもPAでも
そこにたどりつかなければ!
その思いで
先導しているショーグンのバイクを煽るように
アクセルを深く踏んだ

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