shogun 4
え!?もう日曜?
ちゃんと書いてましたよ♪w
前回より前は
ここから探してください(^^)
「おせ~よぉ」
ショーグンはぷかぷかと
タバコをふかしながら
マクドナルドのカウンターで
二人の到着を待っていた
うぃーん
ショーグンの背後で
自動ドアが開く音がした
「誰か来たかな?」
ショーグンはタバコをくわえたまま
振り返った
「うぃっす」
そこにいたのはガンモだった
「なんだ、ガンモか」
ショーグンは向き直ると
くわえていたタバコを
灰皿の縁に置いた
「なんだとはなんだよ」
ドカッとショーグンの隣に
ガンモは腰を下ろした
「んだよ、コンビニの弁当のことならオレらじゃねーからな」
ショーグンはとりあえず携帯を開いて
メールを打っているフリをした
「今日はそのことじゃねーよ」
ガンモは外を見つめている
ショーグンの方に体を向けた
「なんだよ?なんか用か?」
ショーグンは訝しげに
ガンモを見つめた
「オレさ、脱サラしてコンビニやってんだろ?
結婚しようと思ってた女に別れ切り出されて
もう、なにを目標に働けばいいのか、
なにを目標に頑張ればいいのかわかんなくなっちまってよ」
ガンモはショーグンたちとは多少年をとっているので
顔には若干の疲れが見え、薄く皺が刻まれていた
「脱サラしたのもよ、全てアイツのためになればいいと思って
少しでも売り上げ上げればその分オレの給料になるからさ
アイツに少しでも楽な暮らしさせたくて・・・」
ガンモは高校の時から腐れ縁で続いていた
女性と本気で結婚するつもりだった
もちろん、女性の方もそれに承諾し
同棲までしていたのだが
おそらく、あのコンビニの立地条件を見れば
分かることだが、かなり安月給のガンモに
相当苦心していたのだろう
経済的なことを理由に別れることになるのは
別れを切り出すほうもつらいし
無論、切り出されるほうもつらい
「アイツがさ、別れる時に
『あなたのこと、嫌いになったわけじゃないの』
って言ったんだ、なんだかオレ自分が情けなくてさ」
ガンモは疲れたような顔をして
ショーグンに語りかけていた
いつも見せない疲れた顔のガンモに
ショーグンは
かける言葉を捜していたが
結局、見つからずに
視線は宙を泳いでいた
うぃーん
無機質な機械音が後ろから聞こえた
「うぃ」
カクミチが後ろから声をかけた
「あれ?なんで店長・・?」
ガンモを見て、カクミチは
一瞬状況が読み取れなかった
うぃーん
「お兄ちゃん!ミカね、チョコ味のシェイクが飲みたい♪」
はしゃぎながら入ってくる少女が
後ろに居るダイスケに向かって話しかけた
「分かったから、これで買ってきな
オレは・・・バニラで頼むわ」
ダイスケは少女の小さな手のひらの上に
500円玉をポッと置いた
「わかったぁ☆」
ちょうどランチの時間帯に差し掛かるのだろうか
レジの前には長蛇の列ができて
少女は大人の間に挟まって並んでいて
傍から見ればどこにいるのかわからなかった
「こんちは」
ダイスケはショーグンたちを見とめると
会釈をしながら
近づいていった
「ダイスケ、あの子は?」
ダイスケが席に着くと
カクミチが聞いてきた
「あれ、、自分の妹なんす
アイツだけは守ってやりたい
唯一の、、、
オレの大切なものなんです」
ダイスケははにかみながら
カクミチたちに話した
「そっか、知らなかったな」
ショーグンはダイスケの話を聞くと
少し意外な表情を見せた
「今回のことは伝えたのか?」
カクミチが矢継ぎ早に聞いてきた
「はい、うちの家庭状況悪いもんだから
アイツが井の中の蛙みたいに
外の世界見ないまま育つってのは
ちょっと不憫で、、」
ダイスケはポケットから
メンソールを取り出して
口にくわえた
ここから見える景色には
ミカは見当たらなかった
ちゃんと並べているだろうか
「お前ら、何の話をしてるんだ?
なにか、始まるのか?」
ガンモが不思議そうな顔で
ショーグンたちを見回した
「ププっ・・」「ハハ・・」「クスっ」
三人は微笑して見つめ合った
「実はガンモがさ・・・」
先ほどガンモから聞いた内容を
ショーグンはカクミチ達に
説明し始めた
ちょうどその頃
ミカが会計を済ませ
小さな体で二つのシェイクを
抱きかかえながら走ってきた
「お兄ちゃーん!買えたよぉー☆」
ミカはダイスケに向かってきた
「おい、こぼしたら大変だろ?
あんまし、店ん中で走っちゃだめだ」
ダイスケは、軽くミカの頭をなで
注意した
「はーい」
ミカは
出来立てのシェイクから
中身を吸い出そうと必死で
吸う動作を繰り返している
「ってことでさ、ガンモにもきてもらう?
今、コイツ抜けがらみてぇになってるからさ
そんでやっぱ、仲間に年寄りいないとさ」
ショーグンはカクミチ達に
そう提案し、ガンモに目を向けた
「話が全然みえねぇよ、オレは今
アイツと別れて正直なにをする気にもなれないぞ」
ガンモは一度チラっと
携帯をチェックした
「だぁかぁらぁ~」
ショーグンたちは声を合わせて
「元気が出ること探しに行くんだよ」

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